研究開発室

釜焚き製法にこだわる理由

市場の石けんの現状

現在、市場で売られている多くの「化粧石けん」は、「石けんチップ」を原料につくられています。「石けんチップ」とは、マレーシアなど海外で石けんをつくり、チップ化したものです。これを輸入して、エキス類、香料、色素などを添加して混合し、型打ち機で成形したものが、多く売られている「化粧石けん」です。安値で早く作れるため、現在は「石けんチップ」を原料とした「化粧石けん」が主流となっています。

天然油脂からの石けんづくり

当社がご紹介する化粧石けんは、「石けんチップ」を使うことなく、天然油脂を釡で焚き、いちから石けんをつくりあげています。この製造法を「釡焚き製法」と言います。「釡焚き製法」では、様々な天然油脂を選びその良さを活かした処方(レシピ)が組めることや、油脂を石鹸化する段階で生まれる「天然のグリセリン」などの保湿成分を製品内に取り込めることから、素材の良さが使用感に表現された高品質の石けんができます。

釡焚きは、油脂や石けんを知り尽くしたプロのみができる製法で、手間がかかり大量生産には適していません。しかし、本物の石けんの良さを多くの方に知ってもらうには「釡焚き製法」しかないと考えます。本物の「化粧石けん」は、人の肌の健康を守り、基礎化粧品の重要な一角を占めるものになります。

研究開発について

天然オイル、先端の原料など、
今の時代にふさわしい化粧品・トイレタリー製品を生み出しています。

開発力

澁谷油脂では石けんに限らず、様々なスタイルの商品開発をしております。開発過程において必要な試作品についても様々な角度からご提案し、作成いたします。

石けん

釜焚き・枠練り・透明・2層式など、特徴的な石けんを開発しております。

石けんについて

品質管理について

澁谷油脂は石けんをはじめとし、
各種化粧品の企画立案から製造までをワンストップで行います。
そして、自社工場の研究開発室で、製造ごとに品質管理を行っております。

安全な原料の選定

世界中で採取された数多くのエキスの中から、製品の目的/機能に合ったエキスを厳選して、数種類を配合していきます。オーガニックエキスを数多くご用意できます。地産品(野草・野菜など)から抽出したエキスを配合することが可能で、その土地ならではの商品を製造することも可能です。

品質管理

製造開発時の安全性テスト、製造工程中の検査を含め、製品の品質管理については万全を期しております。